
反対側坑口。入口と同じ扉がきちんと取り付けられていた。 扁額はくぼみだけ。名前は入っていなかった。

さて、それでは謎解きである。扉は何のためにあるのか。飯田市役所に問い合わせてみた。次のご回答(1)、(2)をいただいた。
(1)冬期、扉を閉めることによって、隧道内の温度を保ち凍結を防ぐため。
(2)この地域は積雪が多く、隧道内へ雪が進入することを防ぐため。
以上である。飯田市役所のご担当者様、お忙しいところ誠にありがとうございました。皆さん、飯田に行きましょう。

なお、鳩打隧道の入口付近には、上の写真のような東屋があります。ここで一服いたしましょう。(完)
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- 2008/11/09(日) 13:36:53|
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隧道内は暗く、デジカメのフラッシュだけでは心もとない。車のヘッドライトを借りてちょっと一枚。荒々しい岩石のマダラ模様があった。

出口付近は一部補強されていた。 約300mの隧道であった。 次号は、なぜ扉があるのか、飯田市の公式見解をもとにその謎を解き明かします。
- 2008/11/05(水) 11:32:18|
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隧道内に進入すると、すぐに素堀り区間が現れる。車一台分の幅はある。天井から水が滴り落ちている。

出ました! 素掘りとコンクリートのコラボレーション。何回見ても見飽きない、ときめきの一瞬である。

コラボ区間を越えると、壁の色がガラリと変わる。岩石の種類が異なるのであろうか・・・。
- 2008/11/04(火) 13:16:49|
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向かって右側の扉にぐぐっと接近してみる。格子状の赤い骨格に、白い布が張ってあった。布に触ってみる。地厚の布だ。丈夫そうである。写真右側にあるように、扉は、コンクリートの壁面と鎖で接続されていた。これを外すには、特別な工具が必要だ。

続いて、左側。小さな出入り口みたいなものが右下にあった。この小さい出入り口から隧道内に入る姿を想像してみてほしい。茶室に入るが如く、である。風情を醸し出している。次号から、いよいよ隧道内部に突入だ。その前に、チョットだけ内部をお見せいたしましょう。

ストレートのトンネル。かなり古そうだ。
- 2008/10/30(木) 13:52:55|
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林道をさらに進み、峠に到達。鳩打隧道とのご対面である。最高の瞬間である。すると、あるではないかあるではないか。坑口に何やらアヤシイものが付いている。

近づいてみる。おお!障子のような2枚の扉!

扁額。右から「鳩打隧道」。う~ん、読めない・・・。
- 2008/10/26(日) 13:26:04|
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長野県飯田市の飯田高原。以前、「扉がある」と言われるトンネルの探索に出かけた。しかし、写真のように一車線林道が雪に埋もれ、これ以上車が進めなくなった。つまり、断念したのだ。そのときの詳細は
こちら(←“こちら”をクリックしてください)。時は流れ、リベンジすべく、立ち上がった。

だいたい同じ場所からの撮影。おお!晴れてます進めます!行きま~す!!
- 2008/10/22(水) 20:53:07|
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