
広場を通り過ぎると、右カーブである。出口の光が見えた。

ふい~。 無事に通過することができました。 ね~、霊なんて居なかったでしょ。

反対側抗口。
さて、帰り道である。 またこの隧道を通らなければ帰れない。
このあたりまえの事実に愕然となってしまった。 こんなおっかない隧道はもう入りたくないのである。
は、早く帰らなくては・・・。 出口付近に捨てられた、ボコボコのエルグランドの廃車体も当方の冷静さを失わせるに十分なアイテムであった。 はたしてこの先進んでもUターンできるのか? 路面は荒れてるしパンクなんかしようものなら・・・。
しかたがない。隧道内をバックで戻るしかない・・・。 今から考えると相当アホだが、それしか選択肢が思い浮かばないのであった。
暗闇の隧道内で車をバックさせる。 しかし尾灯はライトの替わりにはなってくれなかった。 進行方向が全然見えないのである。前照灯をハイビームにしても効果なし。
そこで前回ご紹介した隧道内の広場を転回場所として利用させてもらった。何回も切り返し、やっとのことでクルマが前を向いてくれたのである。 冷や汗10リットル超。
なお、その写真はございません。写真を撮る余裕など全くございませ~ん。 ご容赦ください。
しかし目的を達成した私は、意気揚々とおうちに帰ったのであった。 (完)
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- 2009/06/01(月) 14:29:02|
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ゆっくりとクルマを前に進ませる。 隧道自体はそんなに長くないが、出口が見えないというのはやっぱりコワイのです・・・。

おお! 途中で広くなっているではないかい。 418が廃道となっている現時点では、全くイミなし芳一である。
しかし、帰り道でこの広場にお世話になるとは夢にも思っていなかった・・・。
- 2009/05/26(火) 12:16:03|
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ポータルに特筆すべき点はない。 しかし、出口は見えない。 途中でカーブしているのだろう。

扁額。 趣のある書体であった。

中を覗いてみた。 皆様は、“出る”とおっしゃいます。 しかし当方は霊の存在は完全に否定しております。
霊なんて居る訳がないのである。
うわ~・・・。 でもこいつはキテるぜ。 金縛りにあったように一歩も前に踏み出せない。
徒歩での探索はやめて、クルマにしとこ・・・。
軟弱万歳!
- 2009/05/21(木) 13:11:29|
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続いては、酷道マニア間で超有名な、いわゆる“出る”とされている二股隧道である。
分岐トンネルの取材を終えた私は、なんかもう疲れていたし、おっかないところはゴメンなので、もう帰ろかな~なんて考えていた。
旧418号線の入口が中々見つからなかった(見つからないものはしょうがないよ。もう帰ろう。ホッ)。
でも、ウロウロしていたらネット上でよく見かける、上の写真の橋にたどりついてしまったのである。
あちゃ~。 もう行くしかない・・・。

先に進むと、いつの間にか道路が荒れてきた。 目的地は近いようだ・・・。

やがて・・・。 おお!! とうとう来た来た来てしまった! ぽっかりと開いた坑口。 どろり~んとした闇がお出迎え。
- 2009/05/16(土) 11:53:42|
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