
まきき氏の驚愕の発想により、栃折隧道の封印は解除された。
赤丸で囲んだところに、秘密の通路があったのだ。

反対側坑口は、青いビニールシートで覆われていた。
扁額を確認しなければならない。
ビニールシートの隙間に無理矢理デジカメを突っ込み、やっと撮れたのが下の一枚である。

ゲロゲロ~・・・
得体の知れないものも沢山写ってしまった・・・。

出口の先から続く道。

100mほど下ると、国道471号線が見えてきた。

国道側からみた、栃折隧道方面。
中央やや左に写る謎の物体は、まきき氏の生霊である。

現在の栃折峠。
この峠を越えるために、栃折隧道が掘られたのだ・・・。

さて、我々の冒険もこれにて終了であります。
様々な困難を乗り越えつつ、栃折隧道を完抜けすることができました。
ありがとう、栃折隧道。ありがとうまきき氏・・・。
って、アンタ! 俺のハナシ聞いてんの!?
上の写真は、栃折隧道に魂を抜かれて呆けたまきき氏である。
これにて一件落着。 ご清聴を感謝いたします。
(トンコレでも栃折隧道が公開されてます! リンク先からGO!)
(完)
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- 2010/08/15(日) 18:06:32|
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崩落部分を振り返って見た、の図。
激しいですな・・・。

ゴール近くの隧道は、落盤だらけ。
危ないですな・・・。

向かって左側から右側に、巨大岩石がドカーン!
ここは危険です。 みなさん、近寄るのはやめときましょう・・・。

終点。
厳重に封鎖されていた。
ここの通過は許しません、という強い意志が感じられた。
我々の冒険もとうとうこれまで。
私は十分満足し、引き返そうとした。
でも、まきき氏が驚くべき行動に出る!

厚手のビニールシートをめくってみる。
この発想に当方は度肝を抜かれた。
普通は思いつきませんよ。
この状況下で、はぁーん!!と感心してしまった。
まきき氏の飽くなき探求心がそうさせたのだ。
めくったビニールシートのその先に、懐かしいおひさまの光があった。
(上の写真は、byまきき氏)
- 2010/08/06(金) 09:32:59|
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私も突入。 (上の写真は、byまきき氏)
依然として恐怖感に支配されているが、ここまでくれば、もう、ある意味、開き直りである(ヤケクソともいう)。

うぅ・・・狭い・・・腹が引っかかる・・・ (上の写真は、byまきき氏)

ふぃ~・・・通り抜け完了! (上の写真は、byまきき氏)
そしてその先、当方のマナコに飛び込んできたものとは・・・

出口であった。
封鎖されているようだ・・・。
さぁ・・・どうしようか・・・。
- 2010/07/30(金) 14:57:13|
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崩落部。
耐えがたい恐怖の中、やっとここまで進んできたが、我々の冒険もここまでとなった。
ボーゼンと佇む男たち。
数々の試練を乗り越えた男たちの眼に、光るものを確かに見た。
でも、せっかくここまで来たのだ。
閉塞部を確認しなくてはならない。

崩落部の上に這い上がると・・・
おぉっ!!
まききさん、まききさん、穴、あいてるよ! 閉塞してないかも!!
隧道上部がちょこっとだけ顔を出していた。
天井を見上げるとドームが形成されていた。 天井がドカーンと落ちてしまったようだ・・・。
でもこの穴、えれー小さい。
どのくらいかというと・・・

このくらい・・・。
- 2010/07/25(日) 15:10:14|
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コンクリート補強面に見つけた鈴なり。
このあと、当方と、まきき氏と、鈴なりの大運動会が開催されることになる。

コンクリート補強部が終了した。
幾つもの崩落が見られた。
これらを乗り越え、先に進むのだ・・・。

また現れた第2のコンクリート補強部。
このコラボに当方は胸キュンなのである。

第2のコンクリート補強部を過ぎると、ダイナミックで荒々しい岩石群が顔を出し始める。

さらに先に進むと・・・あーっ! とうとう恐れていた事態が・・・

閉塞していた。
ここまで来たのに・・・。
うむぅ・・・残念無念。 我々の冒険もさすがにここまで、と思われた。
だが・・・
(乞次号)
- 2010/07/12(月) 14:08:10|
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崩落部分を乗り越えた、の図。
またもや現れたコンクリート補強部分。
その先には、ヒト一人分の通路が、細く長く続いていた。
我々を深い闇に誘っているのだ・・・。
そんな気がした・・・。

崩落部分から振り返った、の図。
だいぶ、進んじまった・・・。
今となっては、モ~戻れない・・・。

コンクリート補強部分に進んでみると・・・。
うぅ・・・これはキてます・・・。
縦に細長く、頭部だけクルンと丸まった、ビミョ~な形状。
闇の先は、何も見えなかった。
ここまで来たら、モーあの世である。
チョ~こえ~・・・。
- 2010/07/06(火) 14:01:48|
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閉塞(崩落?)地点に向かってさらに進んでみる。
ゆらゆらと揺れる水面が、まきき氏ライトを反射していた。

閉塞地点はもうすぐそこだ。
その先に道は通じているのだろうか・・・。

おお!
崩落は思ったよりも小規模だった。
我々の冒険は続行と決まった。
出発・・・進行!
- 2010/07/02(金) 17:50:14|
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コンクリート補強部分を越えた風景。
角ばった岩石が織りなす逆U字状のアーチが、隧道の奥の方に向かって幾重にも連なっていた。
岩石は黄土色が基調であるが、それとは違う薄い青色や紫色も見てとれる。
我々が進行することによって路面を覆う水面がユラユラと揺れている。
この世のものとも思えない、この美しい風景に、しばし沈黙。
息苦しい隧道内に居ることを、忘れてしまった瞬間であった。

撮影風景。
まきき氏ライトが隧道の奥を照らしている。
その先に、問題の閉塞部分が現れた。
我々の冒険は、あそこで終了なのであろうか・・・
乞次号・・・。
- 2010/06/23(水) 13:40:11|
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さらに先に進むと・・・
コンクリート補強部分が現れる。
この存在が、素掘り部分を引き立たせていると思いますが、どうでしょうか・・・?
入口からここまで、ずーっと水が溜まっていた。 水深=くるぶし。

補強部分でうれしそうにライトを向ける、まきき氏。
ご覧のように、ヒト一人サイズの隧道である。

ちなみに・・・
まきき氏ライトを小灯にすると、この暗さ。
うぅ・・・
すみませーん! ライトつけてくださーい!! でなければ・・・
おウチに帰らせていただきます・・。
- 2010/06/18(金) 09:16:26|
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ためらいながら震える足で一歩一歩ゆっくりと進んでいく。
隧道内のおよそ三分の二は、浸水している。
ズコー、ピチャピチャ、ズコー、ピチャピチャ。
水の中を進む二人の長靴の音だ。 隧道内で反響している。
素掘り部分は、もろい岩石の連なりによって形成されているようだ。
所々に小さい崩落があった。
入口からまだ僅か数メートルに過ぎないのに、もはやここは現世ではない。
先に進むにつれ、“あの世”の色が濃くなっていくのだ・・・。
- 2010/06/11(金) 12:59:53|
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