
出口付近の図。

反対側坑口。
見て下さい、この異形を!
外観は大まかに言って、ひしゃげた食パンのようだ。
焦げたチョコレート(?)のような色彩。

表面ツルツル。 流れ模様。
う~ん・・・。 唸らずにはいられない、偶然の芸術。

反対側坑口付近に突如現れた石垣。
この隧道は確かに利用されていたのだ。

その先に続く、廃道。
地形図上では、この先に2つの短い隧道があるはずなのだが・・・。
残念ながら発見できなかった。 日も暮れてきた。 退散するとしよう。
その探索の様子と帰り道の詳しい模様は、まきき氏のトンコレで絶賛放映中! “
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駐車場でお約束の記念撮影である。
あれ? 腰が痛いぞ。 そりゃそうだ。 およそ5キロのまきき氏ライト、背中にずっとくくりつけ、道なき道をひた走る。 藪の中から水路の中までおまけにロープで宙ぶらりん。 やっと見つけた隧道も、ひとつのライトで事足りて、あ~あたしのライトはどうなるの? ケッコーケッコーモーケッコー!
でも、そんな事はどうでもいいんです! 笹口隧道に出会えたことに感謝! まきき氏どうもありがとう。
ご清聴に感謝いたします。 なお、笹口隧道の謎解きはもうちょっと続くそうなんです。 今後のトンコレに注目です!
(完)
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- 2011/11/06(日) 10:40:40|
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太い帯状の地層が、隧道内の所々に走っていた。
毎回思うのだが、南房総の隧道は地層ひとつ取ってみても、それぞれの個性がある。
そこがまた、楽しい。

この隧道は、想像以上に大きい。
最大高約3m。平均高約2m。平均幅約1.8mくらいかなぁ・・・。
路面はご覧のように若干、荒れている。

お約束の、コウモリさんたち。 モフモフモフモフ・・・口から泡を吹いて、つぶやき続けるまきき氏・・・。

まきき氏ライトの当たり具合によって、隧道は全く別の顔を見せる。
ジグザグに形成された天然水路が見える。
まきき氏の興奮も頂点に達する。 出た! 隧道サンバ!!

取材風景。
照明の当たらない隧道内は、やはり、暗い。
相棒が居なければ、突入は無理かも。
まきき氏の尻に光るのは、後方の人間に自分の存在を知らしめる、尾灯である。 屁灯ではないので、念のため。
なお、隧道内の詳細は、トンコレにて絶賛放映中! “
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- 2011/10/28(金) 09:49:19|
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お約束の、隧道前記念撮影(その1)。

お約束の、隧道前記念撮影(その2)。

隧道前でコッペパンを頬張る、まきき氏。
でもお恥ずかしいことに当方は昼飯をどうするか、なんてな~んにも考えておらず、食べものゼロ。
「メシを食う」という概念が欠落していた。
それでどうしたかというと・・・

まきき氏が持参した、たった1個のコッペパンを半分いただいたのである!
あ~情けねぇ~・・・。
しかも自分撮りではまきき氏の顔が切れちゃっているし・・・。
まきき氏どうもありがとう。そして、ごめんなさい・・・。

昼食後、お約束の隧道頬ずり。
愛だ。 隧道愛を感じる。

一連の儀式の後、いよいよ隧道内へ突入する。
遠くに出口が見える。 相当長いようだ。 微妙なねじれも見られる。
なお、隧道内の探索の模様は、トンコレにて絶賛放映中! “
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- 2011/10/20(木) 09:51:41|
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隧道だ。
間違いない。
ついに到達した。
ワナワナ・・・腰とヒザが・・・ワナワナ

さらに近付く。
穴だ。 黒い穴だ!
胸がキューンとなる・・・尾てい骨もキュイーンとなって、ぼくチンはもうフラフラである。

やった、やったね、まききさん!
満面の笑みのまきき氏。

あらためて隧道坑口を眺めてみると・・・
ダイナミックだ。
波打つように、大地がうねっている。
あまりの迫力に息を飲む。
この隧道の前では、平常心ではいられない。
doodoongoo 「ハアハア?」
まきき氏 「ハアハア・・・」
doodoongoo 「ハアハアハア?」
まきき氏 「アヘアヘ・・・」
笹口隧道編は、トンコレでも大好評公開中!!
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- 2011/10/14(金) 13:53:13|
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笹口隧道のアプローチ編としては、いよいよクライマックスを迎える時がきた。
写真の凹みをどう攻略すればよいのか。

赤い矢印に示すが如く、ロープを張ることにした。
矢印の折れ曲がり部分は、露出している木の根を利用した。
このやり方が正しいかどうかは、分からない。
正しければ、まきき氏の命は保証される。
間違っていたとしても、とくに問題はない。なぜなら、当方はもう通過済みなのだ。 (ひでぇーっ!!)
そんなことも知らずに、彼はうれしそうにデジカメのレンズを向けるであった・・・。

上の写真は、谷の深さを示すものである。
実は、滑落しても尻餅程度で済むんだけどね・・・でもね、ほら、ロープ買っちゃったから・・・使わないとネ・・・。

ロープ谷越えの後は、急斜面を登るのだ。

急斜面の後は、落石ポイントだ!
山肌が覆いかぶさる。
下を見ると、落石だらけ。
良い気持ちはしない・・・。

落石ポイントを見上げ、デジカメのシャッターを切るまきき氏。
危ないよ! 長居は決してしたくない。

廃道を結構長い時間、歩いた。
途中は道なき道を歩いた。
でも最後に、かつての道の名残りを見せてくれたのである。

そしてその先には・・・。
あぁっ!!ああぁっ!!!何かが見える!
あれは何だ!?
あ、あ~・・・。
(悶絶)
乞次号・・・。
- 2011/10/07(金) 20:45:06|
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一服した後、目を先に向けると、道らしきものは見当たらない。

油断してると、谷底に落ちてしまう。
もし落ちたら、おばあちゃんに会えるかもしれない。

葉にボツボツのある植物に出会った。
何これ~。 気持ちわりぃ~・・・
虫とかは居なかった。 ご存知の方、教えて下さい。

次号は、いよいよ、コレの登場か!?
まききさん、これを出すのはまだ早い?
- 2011/09/29(木) 18:09:37|
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人工物の上に登ることにした。
こんな風に。 (上の写真はbyまきき氏)

人工物の上から咆哮。
だが、さらに高いところから野犬が雄叫びをあげていたのだ。

奴だ。
落ちたら死ぬ!!

どんどん進む。
すると、高い所から野犬、いや、まきき氏が何か叫んでいるではないか。
何か白い物が見えるらしい。 相当興奮しているようだ。
いったい何なのか。
まきき氏の指示通りに進んでみると・・・

ジャ●コのビニール袋ではないかい。
こんな山奥でこんなものを見るなんて・・・。

またまたまきき氏から呼ぶ声がする。
沢歩きはやめて、まきき氏と合流することになった。
斜面をよじ登ると、石垣が出現した。
かつてここが何らかに利用されていたことを明らかに示すものである。
これには驚いた。

同伴のノッコの助けを借り、倒木を切り払いながら前進!
後ろを振り返るとうれしそうなまきき氏がいた。

ふぃ~疲れた。
ちょっと、休憩。
- 2011/09/15(木) 13:51:30|
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このツルツル感は尋常じゃないよ。
誰が何のためにこーしたのか、あるいは、何が原因でこーなってしまったのか・・・。

ありゃぁ一体、何だったのかなぁ~・・・なんて思いを巡らしながら先へ進むと・・・
なんじゃこりゃあ!! 御覧のようにとんでもない物が口を開けて待っているではないかい!
良く見ると、穴に向かって伸びる階段なようなものもある。
確認せねばならぬ。 軍手を外し、リュックを置き、濡れるのを覚悟で階段をよじ登る。
だがこの行動がまきき氏に思いもよらぬ誤解を生むことになるのだ・・・。 (詳しくはトンコレをご覧ください)

雑草を手掛かりにして這い上がる。
穴から絶えず水が流れ出ていて、周りはもうヌルヌルだ。
左手で雑草を捉え、右足でヌルヌルの足場をやっと捉え、右手で撮影したものがコレだ。

内部の写真。
はい。 これは水路隧道ですね。 入ろうとは、中々思えませんね・・・。
でも、こんなところにこんなものが人知れず存在しているなんて・・・な~んか、胸がいっぱいになりますね・・・。

水路隧道への階段を下りる時、ヌルヌルで足が滑ってドボーン! 長靴内部が濡れてしまった・・・
なぁ~んて遊んでいたら、まきき氏が血相変えて走ってくるではないかい!
どーしたの? とりあえず、バンザイしてみた・・・
どうやら、リュックと軍手が脱ぎ捨てられた景色を見て、熊に食われたと思ったらしい・・・
当方の無事な姿を見て、まきき氏の表情がパっとほころんだ。 その表情の中に落胆が見えたのは、当方の誤解であろうか・・・(冗談です)。
さあ、先へ進もう。 上の写真のように初めて人工物が現れた。
- 2011/09/09(金) 22:27:39|
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さぁ、出発だ!
道は御覧の通り荒れている。 倒木が多いのだ。
でもまきき氏が前回探索した2年前は、もっと荒れていたという。
でも最初からこれだもんな。 先が思いやれるなぁ・・・なんて振りむいてみると・・・

うれしそうにしているまきき氏が居た。
勇気百倍。
(ご注意:今回の探索は“トンネルコレクション”で詳しく放映されています。まず、トンコレをご覧いただき、その後隧道道をお楽しみください。)
藪化しているところは、まきき氏の愛人、ナタリーの登場だ。

しばらく歩くと、廃道が姿を消し始める。 トレースするのが難しくなってきた。
沢に降りて、その先を進むことにした。

こんな風にしながら。

沢をさらに進むと、消えた廃道がまた姿を現した。(写真ではよく分からないけど・・・)
そこで、沢と廃道の二手に分かれることにした。
当方は、沢。 まきき氏は、廃道。
沢のほうが楽そうに見えたし。 ワケー者はイバラの道を進むべきなのである。 あはは。

沢から見上げたまきき氏。
ほぉ~ら、カメラなんて構えてると危ないよ! 落ちないようにネ。 ひひひ。

だが、まきき氏の進んだ廃道は長くは続かなかった。
まきき氏も沢に降りることになった。
まきき氏気を付けて!

落ちるよ落ちるよ!
アブネーっ!!

さらに進むと、道が右と左に分かれていた。
さて、どちらを進むべきなのか。
当方が左手の沢を、まきき氏が、右手の廃道を進むことにした。
沢のほうが楽そうに見えたし。 青春者はイバラの道を進むべきなのである。 あーはっはっは。

左手の沢の先は、このような状態だ。

右手を行ったまきき氏は、またまた高い所で悶えているようだ。
ほぉ~ら、カメラなんて構えてると危ないよ! 落ちないようにネ。 ひひひ。

沢道で見た、不思議な光景。 画像右をご覧ください。
なにこれ~・・・
なにこのしなやかな曲線~・・・。
- 2011/09/07(水) 13:56:57|
- 笹口隧道
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今から約2年前であろうか。
畳の上でホゲーっとしながら地図を眺めていら、見つけちゃったのさ。
怪しげな隧道マークを。
房総半島である。
だが、今現在、yahoo地図ではこのトンネル表記はみられない。 “
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で、おなじみのまきき氏に相談してみた。 そしたら、まきき氏もかつてこの怪しげな隧道を攻略すべく単身乗り込んだが、どーしても先に進めず、討ち死にしたんだって!
そうならば決まってる。 男達は進むのだ。 たとえどんな試練が待ち構えていようとも。
なお、本冒険の詳細はリンク先のトンコレでも大公開中!!
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期は熟した。 2010年1月10日のことである。
隧道着に身をかため、当方とまきき氏は笹口隧道の謎を解明すべく、意気揚々と出発したのであった。
今回、装備は完璧。 なにしろ登山用のロープを調達したのだから。 ロープの結び方も一生懸命練習したのだ。
まー、使うことはないだろうけどネ。シャレだし。
でも・・・ありゃ~・・・使うことになろうとは・・・て、言うか、無理矢理使った?・・・それは後ほど・・・。

さて、県道から分岐したこの細い道が笹口隧道の入口である。
笹口隧道の情報はネット上でも少ない。 無事に坑口まで到達した先人はいるみたいだが、隧道内の詳しい情報はほとんどない。
なので、まきき氏はHIDライトを2台持参してきたのである。 ライトのバッテリー切れは、我々の生命を脅かすかもしれないのだ。
HIDライトを両手に持って腰を折り曲げているまきき氏を見かね、当方はそのうちの1台を引き受けることになった。

身軽になって喜ぶまきき氏。
てか、えーっ何これ! チョー重い! トンコレではライトの重量が3.5kgとなっているが、嘘! 10kgはあるな・・・。 当方のリュックサックにライトをしまい込むが、これをそこから取り出すことは二度と無かった・・・。

身軽になった男は、ちょこまかちょこまかと動き回り、どこかへ行ってしまった。
身重になった男は、身軽まきき氏をやっとの思いで捉え、ファインダーに収めた。

さぁ! 行こう!!
気合い十分のまきき氏である。
でも当方はリュックが重たいのである・・・。
- 2011/09/04(日) 22:05:23|
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