fc2ブログ

隧道道

隧道をはじめ、趣のあるものをお知らせします。

杉本隧道(6)

sugi016.jpg

ドキドキの杉本隧道も、もう出口である。


sugi017.jpg

坑門の上に乗っかることにした。クイック・ニック氏によれば、矢印のように登ると、扁額の裏側が見えるとのことである。


sugi018.jpg

写真を撮ってるよとと氏。

このときのよとと氏のレポは、“こちら”。

面白いので、是非ご覧ください!


sugi019.jpg

真横から見た坑口。

のっぺりしている・・・。

sugi020.jpg

その裏側とは・・・。

煉瓦が積まれているのだが、テキトーな積み方!

いつ崩れても不思議ではない・・・。


sugi021.jpg

関西メンバーの方々。

次の隧道へ出発進行!

めくるめく関西遠征編はまだまだ続きます。


スポンサーサイト



  1. 2013/02/22(金) 09:30:15|
  2. 杉本隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

杉本隧道(5)

sugi012.jpg

赤い矢印から振り返って見た、の図。

なんじゃこりゃーっ!!!

ホ、ホ、ホェオェゲロビシャーン!!


sugi013.jpg

ワナワナ・・・

なんじゃ、このイボイボは!?

ワナワナ・・・

関西の重鎮方のご説明によれば、どうやらこれは、巻かれた煉瓦の残骸のようである。


sugi014.jpg

それにしても、ナゼにこのような施工?

極めて、極めて中途半端である。

この歯型を残すことに、どんな意味があるというのか。

分からない・・・全く分からない・・・ボク、理解不能。

でも・・・


胸が、キューン!!!


手前にはコンクリートブロック積みが現れた。

変態度に拍車をかけている。


sugi015.jpg

反対側坑口。

おどろおどろしい。

この穴に平常心で突っ込めますか?

無理・・・。

おウチに帰らせていただきます・・・。



  1. 2013/02/14(木) 09:32:57|
  2. 杉本隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

杉本隧道(4)

sugi009.jpg

クイック・ニック氏のご案内により、さらに洞内の奥へと進む。


杉本隧道

大正7年6月竣工。

310m。

銘板によれば、昭和26年に改修工事が行われたらしい。

どんな改修工事が行われたのか?

隧道内を歩くと、その一端を垣間見ることができる。

まず、前回ご紹介した鉄骨による隧道内の補強。

次に、上の写真のような壁面への吹き付け。


sugi010.jpg

煉瓦が一部露出していた。

杉本隧道の大正7年の竣工時、すべての壁面は煉瓦で巻かれていたのかもしれない。


sugi011.jpg

そしてここからが杉本隧道のクライマックスなのである。

手前の赤い矢印。

なんだこれは。

なんだこの段差は。

この形状にどんな意味があるというのか?

これも昭和26年の改修工事で行われたようだ。

なぜそう思うのかって?

それはこの場所から振り返ると明らかになる。

驚愕の風景がそこに広がっている。

それを目の当たりにした当方は、もうフラフラである。

な、なんなのだこれは・・・。

想像を遥かに超えている。

人間のやらかしたこととは思えない。

どうも昭和26年の工事は宇宙人により行われたようだ。

かなり勿体ぶっているが、その景色のご紹介は、さらにその先の小さい赤い矢印からの振り返り図で・・・。

乞次号・・・。



  1. 2013/01/29(火) 09:47:40|
  2. 杉本隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

杉本隧道(3)

sugi006.jpg

いよいよ杉本さんとのご対面である。

自動車一台分の幅は確保されている。

すれ違いは当然できない。


sugi007.jpg

今回、仲間がいることに思いっきり感謝!

だって、そうでしょう~

もし一人だったら・・・

果たして、徒歩で探索したであろうか?

これは中々難しい。

だって、そうでしょう~

想像してみて欲しい。

あなたは、杉本隧道をたった一人で探索している怪しげなヒトである。

隧道の半ばで、向こう側の入口から車が侵入してきた。

こんなとき、どういう顔をすればいいのよ!?

真面目顔ですか~? 否、ほっぺたが引きつって、無理。

それとも笑い顔ですか~? 否、そんな顔をしたら、完璧に変態だ。

すれ違いの瞬間。

ドライバーは、当然、驚くことだろう。 だって、こんな隧道に歩行者がいる訳ないもの。

あ、あ~来ちゃった乗用車。 あれまライトに照らされる。 隧道奥まできちゃったら、隠れるところはありません。 あ、あ~見ちゃダメ恥ずかしい。 穴があったら入りたい。 

そんなことを想像すると、何とも言えない気持ちになる。

おそらく、一人だったら、車中探索になっていただろう。

でも、今日は仲間がいる。 勇気百倍なのである。


sugi008.jpg

変態殿の御成りである。

でも、本当の変態は・・・杉本さんそのヒトだったのである・・・。

乞次号。


  1. 2013/01/19(土) 13:38:15|
  2. 杉本隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

杉本隧道(2)

sugi002.jpg

新年あけましておめでとうございます。

本年も隧道道をどうぞよろしくお願い申し上げます。

って、もう1月10日になってしまった・・・。

もう少し寝ると、次のお正月だな。

うふふふ・・・。


さて、新年の一発目は予告通り、杉本隧道その2である。

近づいてみると、異様な光景である。

車両のサイズを制限する鉄製の枠はよく見る光景であるが、その上に乗っかっている標識はどうよ!?

なんか、2つ乗っかっちゃってるよ!

ドクン、と心臓が一つ高鳴った。


sugi003.jpg

さらに近付く。

あ、ぁ~

出会いの瞬間である。

この瞬間、堪らない。

小さい胸がキューンとなってしまう。

あ、そうそう。 場所は、“こちら”。


sugi004.jpg

この杉本隧道、高さと幅を制限している。

制限の数値自体は特筆すべきことはないが、この配置はどうよ!?

なぜ、枠の上に乗せたのだろう?

なぜ、2つの標識を隣接させたのだろう?

もう少し大きくした方がいいんでないかい?

でも、ぼくチン、これラブ。

何とも言えない、官能的な装飾である。

枠の黒斜線の上にチョコンと乗ってる2つの標識。

ドライバーのハートを鷲掴み。

想像してみて欲しい。

あなたは、滋賀県道284号線に迷い込んだドライバーである。

あなたは、迷いつつも、県道を走っているという安心感がある筈だ。

だが、峠でいきなり現れるのがこの隧道だ。

隧道の入口は見えても、出口はまだ確認できない。

黄色い枠の上に何か乗っている! 標識だ!

あなたは、胸がキューンとなってしまう。

もう、標識の意味さえ分からなくなってしまう。

あなたは、この隧道に入っていいのか、いけないのか、その判断も付かなくなってしまう。

あぁ、ぼくチン、もうどーすればいいの!?

ハアハア。


sugi005.jpg

そんなことを想像しつつ、中を覗いてみる。

あぁっ!!

ヒョロヒョロだ。

ヒョロヒョロのストレートの隧道だ。

中で上下にウネっている。

ショボい蛍光灯の照明が不均一に並んでいる。

期待以上の出来だ。

はなまるだ。はなまるだよ杉本さん!!


  1. 2013/01/10(木) 09:40:21|
  2. 杉本隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

杉本隧道(1)

sugi001.jpg

あぁぁ・・・

何回、このページを書き直したことか・・・。

この隧道オーラをどう表現すればよいのか?

あ~

うまく、書けないよう!!

杉本隧道である。

・・・

・・・

今年一年、隧道道をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

来年も隧道道をどうぞよろしくお願いいたします。

来年の一発目は、杉本隧道オーラ編です。

期待しないで、乞ご期待。

どうぞよいお年を。

doodoongoo

  1. 2012/12/30(日) 22:44:49|
  2. 杉本隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

バナー(険酷隧さまご提供)

隧道道バナー (2)

プロフィール

doodoongoo

Author:doodoongoo
長くて狭くて暗い隧道を探します。

相互リンク

「険道と標識のページ」
(春日さん)
胸がキューンとなる険道を多数紹介されてます。
トンネルコレクション
(まききさん)
素掘り隧道、趣あります。必見です。
ORRの道路調査報告書
(へなりさん)
緻密な筆致でもって様々な道路・隧道が紹介されてます。
山さ行がねが
(ヨッキれんさん)
様々な廃道・隧道を人間技とは思えない行動力で踏破されてます。
険酷隧に魅せられて・・・。
(険酷隧さん)
富山県の隧道を愉快に紹介されてます。池原隧道は必見!!
道にあるちょっと古いもの
(パパゲーノさん)
視点が違います。 隧道愛。 隧道好きにはグッとくきます。
水辺の土木遺産
(DAiNさん)
土木遺産に関する知識や行動力がすごいんです。 必見です!
穴と橋とあれやらこれやら
(クイックさん)
隧道好きの心の琴線に触れる記事が満載です。新規開店!キューンとなること間違いなし!!
道にあるちょっと気になる物
(HiroKittyさん)
新装開店!ほんわかした隧道愛は健在だ。隧道ファンの癒し所です。
maya46の日記
(mayaさん)
戦跡探索のプロフェッショナル。地元民しか分からない遺構を聞き込み調査で果敢に発掘!すごい行動力に脱帽です。
隧隧道
(別館)
隧道道の期間限定別館です。お暇な方はどうぞ~

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

ブログ内検索

RSSフィード