
勇気を振り絞って立ち止まる。大きく深呼吸してみる。隧道の雰囲気を最大限に味わう自分流のやり方だ。でもやっぱり怖いよ。心臓ドキドキで肺いっぱいに空気を吸い込めない。足早に出口の方に向かいたくなる自分をどうしても止められない・・・。
2008年も総集編の続きから始まります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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- 2007/12/31(月) 11:58:28|
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中山隧道には照明が設置されている。しかし、ご覧の状況なのである。照明自体が照明になっていない。否、ある意味、趣を醸し出している。現地に着く前は、“中山隧道に着いたらあ~、暗闇をさまよってえ~、深呼吸してえ~”などと妄想していたのだが、現実は全く異なる。やっぱり怖いよ。とくに隧道の中央部に達した時。前も後ろも真っ暗で、いてもたってもいられない。全くもって、たまらない、そんな状況なのである。
- 2007/12/29(土) 21:13:58|
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中山隧道の入口に立って、中を覗き込んだ写真である。このときの衝撃は忘れられない。自分にとって900mものなが~い隧道探索はこのときが初めてであり、ある意味、ナメていたのかもしれない。暗闇がこれほどまでに恐ろしいとは知らなかった。前方が、何も見えないのである。漆黒の闇。懐中電灯を照らしてみる。光線が闇に吸い込まれ、意味をなさない。隧道の奥のほうから、何か音が聞こえる。微かな重低音だ。どうしても一歩が踏み出せない。中に入ったら、もう二度と出て来れないのではないかと思ったりしてしまう。本能が恐れているのだ。チョ~こえ~!!
- 2007/12/26(水) 13:51:11|
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中山隧道は、村民による手掘り隧道である(写真右側の小さい穴)。16年の歳月をかけて、昭和24年に完成。その長さ約900m。平成10年に写真左側に見える新トンネルが開通するまで、なんと国道として現役であった。現在は、歩行者のみ通行可である。最初に一歩足を踏み入れたときの衝撃は忘れられない。
- 2007/12/19(水) 12:50:49|
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2004年10月23日。新潟県中越地震は記憶に新しい。新潟県川口町では震度7を記録している。3年以上が経った今でさえ、完全復興は成し遂げられていない(ガンバレ!旧山古志村!)。その12日前の2004年10月11日、山古志村を訪れました。目的地は、
中山隧道です(←“中山隧道”をクリックしてください)。下の写真は、山古志村を見渡せる金倉山からの遠景。棚田も見えます。
- 2007/12/17(月) 22:00:25|
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石崩隧道の反対側坑口。このちょっと先には小さいダムがあって、さらにその先には、下の写真のような川が流れておりました。

この色なんていうんでしょうか。エメラルドグリーンですか? とにかく透明度が高く、息をのむような鮮やかさ。
実は、この林道、さらに先にも素掘りのトンネルが幾つかあるのですが、たくさん歩いてくたびれたので、この日はここで引き返しました。機会があったらレポートします。
- 2007/12/12(水) 13:38:42|
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青崩隧道出口の先から見た遠景。前回、蛇腹から覗いたのは、上の写真の格子のように見えるところからです。結構絶壁だなあ。掘るの大変だったんじゃないだろうか。

青崩隧道を抜けて進むと、程なく、石崩隧道が現れます。

うわあ~。中はモコモコだ。
- 2007/12/11(火) 20:22:32|
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水がチョロチョロと流れてぬかるんでいる隧道内を進んでいくと、前方左側の壁から光が差しているぞ!近づいてみると・・・

ひゃー!穴があいてるよ。この穴が何なのか、今もって謎である。

足元に注意しながら、さらに進むと出口が見えてくる。青崩隧道はそれほど長くはないが、左に大きくカーブしているので、隧道中ほどでは、かなり暗くなります。

出口に到達した。坑口のシルエットが美しい。隧道を出てから、上の写真の蛇腹みたいなところから見えた景色は・・・

うわ~結構高いよ。
- 2007/12/10(月) 18:09:02|
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入口に到達。「青崩洞門」と記されている。入口付近は、最近作られたように見える。しかしその左手には青崩隧道の竣工年月日を示す杭がポツンと立っていた。下の写真を見てください。

「青崩隧道」素堀りのトンネル昭和27年開通と書いてあった。

この写真は本編でも掲載したが、もう一度ご紹介せざるを得まい。杭に書かれていたように、素堀りである。中で左にカーブしているので出口は見えない。照明もない。耳をすますとピチャピチャと水の流れる音がする。廻りには自分以外、だ~れもいない。う~ん、これは中々入れないよ。ゾクゾクする。
- 2007/12/09(日) 14:14:43|
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目的地は、青崩隧道。場所は
こちら。(←“こちら”をクリックしてください)。丹沢湖の先は林道である。神奈川県の林道は、上の写真のように、その多くがゲートでがっちりと閉ざされている。しかし歩行者は拒否されていない。ゲートの横の黄色い入口から進入する。(ご注意!! 現在、青崩隧道は崩落の危険のため通行止めです)

地図を見ても、この先長そうだ。林道を大股でずんずんと歩く。いい加減疲れてくる。すると・・・

あった~。あったぞ~。この瞬間こそ至福のひととき。
- 2007/12/08(土) 10:30:53|
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今から約2年前の10月に、上の写真でもって、ブログ隧道道はオープンしました。ヒマなときに目をつぶり、素直に心の中を見回してみたところ、実は自分はトンネル大好き、ということに気付きました。感動を皆様と分かち合うために、このブログはあります。
- 2007/12/04(火) 23:43:22|
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