
荻の久保トンネル。
長さ252mの中に暗闇トンネルの神髄を見た、気がした。

壁面に藻みたいのが、生えていた。

先に進むと、真っ暗闇が襲ってくる。
一人での探索は無理。
春日氏に感謝。

車で進入してみる。
その先は左にカーブしていた。

カーブの先には退避所があった。

さらに進むと、出口の光が差してきた。

出口の光は、青く反射していた。
う~ん、美しい・・・。

短いようで長い、252mの探索であった。
- 2010/12/30(木) 20:37:18|
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さぁ、次のトンネルに向かおう。
前出の山掴トンネルの近くにあるトンネルだ。
荻の久保トンネル。
これもまた埼玉県秩父市の浦山ダム周辺のトンネルである。
春日氏のHPの“
ココ”でも紹介されている。
暗闇の深さに胸がキューンとなるではないか。
でも・・・
上の写真を見てくだせぇ。
えーっ! 熊が出るの!?
勘弁してくだせぇ・・・

でもゲートが開いていた。 うふふふ・・・。 春日氏によれば、通常ゲートは閉まっているのだそうな。
上の写真はゲートに貼られていた注意書きを覗き込む春日氏である。

注意書きには、こういう内容が書いてあった。
「木材を搬出中なので、注意して通行するように」
やったぁ! 車両通行のお墨付きである。

到着した荻の久保トンネル。
見てくだせぇ。
出口の光が全く見えない。
真っ黒な暗闇だけがそこにあった・・・のである。
- 2010/12/23(木) 21:20:32|
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核心のカーブ部分。
滑らかな壁面とともに、ゆっくりとした右カーブ。
これにより、出口の光が到達しない。
カーブに感謝。

退避所があった。
この隧道、入口で手を叩くと見事にこだまが返ってくる。
中に退避所があるからだそうな。
上の写真は、トンネルの暗闇に包まれて嬉しそうに身悶えする春日氏である。

反対側坑口。
- 2010/12/18(土) 10:59:25|
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2010年10月16日。
神奈川県内のとあるコンビニで春日氏と待ち合わせをした。
午前5時のことである。
まだ、日は昇らない。
今日は埼玉県秩父市付近の隧道の探索である。
春日氏とそこに行くのだ。
春日氏とは、いったい、どんな御仁なのであろうか。
ドキドキします。

春日氏がやってきた。
どうぞ、と助手席のドアを開ける。
春日氏がどか~んとシートに身を沈める。
春日氏は身長が18●cmもあるのだ。
こ、これが春日氏か!
当方は長年、「
険道と標識のページ」でお世話になっている。
その春日氏が、オレの横に座っている。
オ~、ナイス。
隧道を語れるのだ。 あの、春日氏と。
ちなみに上の写真は、途中で通行止めでガビーン!の図である。
あ~腰痛っとストレッチをする春日氏。

でー、なんだかんだと言いながら、最初のターゲットであるトンネルに到着である。
場所は“
こちら”。
埼玉県秩父市の浦山ダム周辺のトンネルである。
山掴トンネル。
写真をご覧いただきたい。
出口が見えないのである。
きっと途中でカーブしているにちがいない。
浦山ダムにひっそりと佇む、コンクリート製のトンネル。
通行量は極めて少ないものと推測される。
人影のない寂しいダム湖のほとりに、ぽっかりと黒~い穴をあけて、誰かが通るのをじっと待っている。
あぁ~・・・出会いの瞬間にふと漏れた吐息である。

トンネル内に一歩踏み出した、の図。 おぉ・・・。 暗いです。 そんな場所に身を置ける。 シアワセ。
- 2010/12/15(水) 21:47:15|
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こんにちは。
隧道道のdoodoongooです。
皆さま、いかがお過ごしですか?
本日から新しいシリーズの始まりで~す。
名付けて、「春日氏とゆく! 暗闇トンネルめぐり」。
表題の「春日氏」。
みなさん、ご存知ですよね?
当ブログでもリンクしている、老舗の「
険道と標識のページ」。
胸がキューンとなる険道や隧道や標識を多数紹介されてます。 是非、“
クリック”して下さいね。
さて今回、春日氏からお誘いいただいたのです! 俺んとこ来ないか? と。
返事は当然、行きます行きます行かせてくださーい!!
で、早速、埼玉県秩父市へ向かったのであ~る。 2010年10月16日のことである。
今日から始まるのです。 春日氏との暗闇トンネルめぐり。
最後まで、ごゆっくり、お楽しみください。
うふふふふ・・・・。
- 2010/12/12(日) 20:26:28|
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出口の前にもう一つあった、コンクリート補強部。
若干の余裕があるので、眺めてみた。

すると、鉄製のフックが固定されていた。
これは一体、何のために? お分かりになる方、教えて下さい。

やっとのことで、出口に到達。
隧道の長さは、そうだなぁ~・・・ 150mくらい?
いいかげんで、スミマセン。

出口から見た、三陸海岸風景。

ついにやりました! ボクにもできました。 すべての隧道、完抜けです!
数々の試練を乗り越えた男の目に、光るものを確かに見た。
バンザーイ! バンザーイ! (赤い矢印は今通り抜けた隧道)
これにて、田野畑村の隧道編を終了いたします。
ご清聴を感謝申し上げます。
(完)
- 2010/12/03(金) 14:37:03|
- 田野畑村
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