
反対側坑口。
肉厚である。
入口のコンクリート巻きとは全く異なる様相だ。 それぞれの表情に趣を感じる。
写真では見にくいが、穴の真上から水が滴り落ちていた。
険酷隧氏によれば、普段はもっと滝のように流れているという。

市場隧道と一緒に記念撮影。
決まった! 見事なコンビネーション。

市場隧道とのお別れの時間が近付いてきた・・・。
市場隧道殿、さよオナラ。
ハグハグの儀式である。

反対側坑口へ続く道。
以上で市場隧道探索は終了である。 長い時間お付き合いいただいた険酷隧氏、まきき氏、どうもありがとう。
なお、市場隧道探索後の様子はトンコレにおいて絶賛放映中! “
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(完)
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- 2011/11/29(火) 18:31:39|
- 市場隧道
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素掘り部分では様相が一変する。
真ん中には水路が出来上がっていた。

さらに進むと、最大の崩落部分が現れる。

側壁に、ポコンと空いた凹部。
中に見える黒いものは、「亜炭」であると険酷隧氏が教えてくれた。
石炭になる手前のようなものらしい。

食べられないっつーの!!
と、突っ込みを入れてみる。

出口付近は、見た目以上にヌタヌタ度が高い。
長靴がハマると、本当に出られない。
険酷隧氏が早速ハマった。
グッチョンぐッちょん。 出られない。
ぬかみそだな、これは。
険酷隧氏の断末魔を聞きながら、そう思った。
- 2011/11/23(水) 22:43:16|
- 市場隧道
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坑口の大きさは、険酷隧氏との比較でお分かりのように、スモールサイズである。

坑口から覗きこんでみる。
出口が見えるものの、しばらくの間はコンクリートで巻かれているようだ。
その先はどうなっているのだろうか。 ワクワクする。

まきき氏ライトを当ててみた。
出口まできれいに光が通らない。 何かがあるのだ。

さらに進んでみる。
その怪しげなスポットの手前は、一部が水没していた・・・。

市場隧道の核心部である。
素掘り部分が現れた。
大規模な崩落が見られた・・・。
- 2011/11/19(土) 21:46:25|
- 市場隧道
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2011年10月30日の日曜日。
おなじみのまきき氏と富山探索に出かけた。
富山には、新たな友人、険酷隧氏が待っている。
険酷隧氏は、“
険酷隧に魅せられて・・・。”でお世話になっている。
だが・・・ 険酷隧氏とはこの日が初対面である。
人見知りの諸兄にはお分かりだと思うが、新たな友人となる2~3分前が一番、キンチョーするのである。
その点、まきき氏も同様であった。
「おうちに帰る」と泣きじゃくるまきき氏をやっとのことで説得。
集合場所のとあるコンビニに10分遅れで到着した。
上の写真は、新たな友人となってから5分後の、ホヤホヤ写真である。 左:まきき氏。 右:険酷隧氏。

さて、今回のターゲットは、市場隧道である。
大体の場所は、“
こちら”。
険酷隧氏の情報によれば、市場隧道付近は土砂の採取場として開発され、新たに林道も新設され、このため市場隧道は用無しとなり、今年度末(平成23年度末)にもコンクリートで閉鎖されるらしいのだ。
また一つ、個性的な隧道が消えて行く。 行かねばならぬ。
上の写真は土砂の採取場風景。 切り崩された山肌の向こう側に市場隧道がある。

市場隧道への入口は、工事用車両が道を塞いでいた。
ここからは徒歩であるが、市場隧道の坑口は意外と近い。

「あらま、こんなに工事が進んじゃってるよ!」 ボーゼンとする険酷隧氏。
以前パトロールした時と比べ、大きく風景が変わってしまったらしい。 ボヤボヤしてると穴が塞がれてしまう。 急がねばならぬ。

さらに進むと、道の両側から藪が張り出てくるが、これを過ぎるともう坑口が近い。

出た!!
意外にもカワユイ穴だ。 入口はコンクリートで巻かれているようだ。
以下は険酷隧氏が行政から入手した情報である。
名称:市場隧道(行政によれば、正式名称は不明だが、市場隧道と呼んでほしいとのこと)
竣工年:昭和18年
施工主体:大沢野町森林組合
幅員:2.5m
延長:180m
内容:素掘り (うふふふ・・・)
昭和38~39年に改良工事が行われ、内部や路面の一部がコンクリート施工され、現在に至っている。
なお、市場隧道探索時の模様は、トンコレでも絶賛放映中! “
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- 2011/11/13(日) 15:02:25|
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出口付近の図。

反対側坑口。
見て下さい、この異形を!
外観は大まかに言って、ひしゃげた食パンのようだ。
焦げたチョコレート(?)のような色彩。

表面ツルツル。 流れ模様。
う~ん・・・。 唸らずにはいられない、偶然の芸術。

反対側坑口付近に突如現れた石垣。
この隧道は確かに利用されていたのだ。

その先に続く、廃道。
地形図上では、この先に2つの短い隧道があるはずなのだが・・・。
残念ながら発見できなかった。 日も暮れてきた。 退散するとしよう。
その探索の様子と帰り道の詳しい模様は、まきき氏のトンコレで絶賛放映中! “
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駐車場でお約束の記念撮影である。
あれ? 腰が痛いぞ。 そりゃそうだ。 およそ5キロのまきき氏ライト、背中にずっとくくりつけ、道なき道をひた走る。 藪の中から水路の中までおまけにロープで宙ぶらりん。 やっと見つけた隧道も、ひとつのライトで事足りて、あ~あたしのライトはどうなるの? ケッコーケッコーモーケッコー!
でも、そんな事はどうでもいいんです! 笹口隧道に出会えたことに感謝! まきき氏どうもありがとう。
ご清聴に感謝いたします。 なお、笹口隧道の謎解きはもうちょっと続くそうなんです。 今後のトンコレに注目です!
(完)
- 2011/11/06(日) 10:40:40|
- 笹口隧道
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