
皆々さま、今年も大変お世話になりました。
来年も隧道道をどうぞよろしくお願いいたします。
ここで、新春予告。
上の写真は会津地方の分岐隧道。
相互リンク先の“
「険道と標識のページ」”や“
水辺の土木遺産”でも紹介されている。
隧道道でも紹介せねばならぬ。
坑門前には、様々な形状の標識が串刺しとなっておった・・・。
入る前から、胸が、キュンと、なりました。
よいお年を。
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- 2011/12/30(金) 14:47:48|
- 分岐隧道
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つり橋から無事帰還した春日氏。 次の隧道へ向かうため、急斜面を登り出す。

やがて、音取第一隧道が姿を現した。 長さ132m。 1987年3月竣工。
ここから、4つの林道暗闇隧道が続くのだが、立ち入り禁止の看板は一切なし。
ゲートをベリーロールで飛び越える必要もなく、我々は大手を振って道のど真ん中を進んでいったのであるが・・・・。
帰宅して写真をよく見ると、右下に「立ち入り禁止」と書いてあるではないか!
全く気付かなかった・・・。 ホントですよ・・・。

音取第一隧道内部の様子。

続いて現れた音取第二隧道。 長さ280m。 1990年3月竣工。
音取第一隧道の完成から3年が過ぎている。
落石を模したオブジェがキュートである。

音取第二隧道を進む春日氏。 身長18●cm、細身のシルエットが映える。

ズコズコ歩いて行くと、次の隧道が顔を見せ始めた。

乾徳山トンネル。 今回の暗闇探訪シリーズの真打ちである。

長さ733m。 1997年竣工。 音取第二隧道の完成から、さらに7年の月日を費やしている。
出口は見えても733mはダテではない。 中央部付近は真っ暗になる。 ウソではない。 ホントである。

退避所。 この形状がたまんねぇ~・・・。
トンネルの中に、もう一つトンネルが掘られている・・・。 そんな風に見える。
しかもココはなが~いトンネルのほぼ中央部。 も~たまらん。 いてもたってもいられなくなって、入口へ戻ろうか、出口へ向かおうか、ボクちん、もうどうしちゃえばいいの!? あぁぁ~。 そんな気分なのである。

乾徳山トンネルを抜けると、すぐに次の隧道のお出迎えである。

乾徳山第2トンネル。 長さ194m。 2000年5月竣工。
最初の音取第一隧道の竣工が1987年3月だったから、それから13年もの月日が経過していることになる。
(完)
- 2011/12/26(月) 13:15:43|
- 暗闇トンネル
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続きまして、西沢渓谷の暗闇トンネルの紹介である。
場所は、“
こちら”。
曲がりくねった林道のその先に、何やら怪しい隧道のマークがあるではないか。
上の写真は西沢渓谷の入り口のゲートである。
ボクちんの大好きな通行止めの標識が2つも・・・! その間に、ビミョーな絵柄の歩行者通行可・・・。

先に進むと、恐ろしい看板があった。
「つり橋が落ちるおそれがある」って、シャレにならないよ~ だったら、撤去したほうがエエんでないかい?

それがこのつり橋だ。 写真を撮ってる春日氏が見える。
うわ~アブネ~・・・。 ちなみに、ゲート等は一切無い。 誰でも、渡ろうと思えば渡れるが・・・。

やめたほうが、いいよね・・・。
- 2011/12/16(金) 17:17:25|
- 暗闇トンネル
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春日氏と次に向かった隧道は、“
こちら”。

大蔵隧道である。

この隧道、途中で左にカーブしている。
暗闇隧道は、とにかく真っ暗であればその要件を満たしているのであるが、主に2つの種類がある。
1つ目は、ストレートであっても長いこと。 この場合、出口は見えているのだが、中央部に立つと互いの顔が見えないくらいの暗さとなる。 歩いても歩いても出口が近付かない・・・ハアハア
2つ目は、途中でカーブしていること。 出口が見えない! 進んでいいのか悪いのか、もうボクちん、どうしたらいいの!? ハアハア
なお、上の写真で見える光は、出口の光ではなく、出口から差し込む光が壁面で反射したものだ。

出口が近付いてきた。

出口付近の春日氏。
出口の先は紅葉が見頃を迎えているようだ。

落ち葉舞う中、佇む春日氏。
なんや、この男は! な~んか、絵になっとるでぇ・・・。
(↑ 当方は神奈川県民なので関西弁が分かりません。悪しからず、ご了承ください。)

反対側坑口。
- 2011/12/13(火) 13:30:03|
- 暗闇トンネル
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閉塞トンネルの中から外を見た、の図。
すだれカーテンが素敵。
さて、“
こちら”をご覧いただきたい。
2つの隧道が描かれている。 1つ目は、この二段重ね隧道の上段である。 結構長い。
2つ目も結構長いよ。 暗闇かもしれない。 ハアハア。

まずは1つ目の上段隧道。 鶴寝トンネルというらしい。 1999年竣工。 長さ321m。
扁額の真下にご注目!

おぉっ!!
見事なスズメバチの巣だ。 でっけぇ~・・・
温かい季節に来たら、大変なことになってたな・・・。
おばあちゃんに会えたかもな・・・。

鶴寝トンネルはストレートの形状。 側面は蛇腹風味である。

鶴寝トンネルを出ると、2つ目隧道のお出ましだ。

山口トンネル。 1999年竣工。 長さ550m。 結構長いよ。

山口トンネルよ、お前もか!
温かい季節に来たら、大変なことになってたな・・・。
おじいちゃんにも会えたかもな・・・。

山口トンネルは、左方向に若干カーブしていて、坑口の立ち位置によっては、出口が見えない。
そこで、わざと出口が見えないようにして、ハアハアしてみた・・・。
気持ちいい。 なんて、気持ちいいんだ。

山口トンネル内部の様子。

反対側坑口。
スズメバチさん、あんたも好きねぇ・・・。
- 2011/12/06(火) 13:55:32|
- 暗闇トンネル
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皆さま、覚えていらっしゃいますか? 5ヶ月前に掲載した、“ありえない位置関係”の二段重ね隧道を。
場所は、“
こちら”。
ナゼに、こーなってしまったのか、その理由は相互リンクさせていただいている「山さ行がねが」の“
こちら”の記事をご参照いただくとして、下段隧道の内部がどーなっているのか、をお知らせしたいと思います。

下段隧道に近付く。
すだれカーテンがトンネルの番人を担っていた。

さらに近付く。
ジャボジャボと滝のように流れ落ちる水が、すだれカーテンの一部をなしていた。
貞子の髪のような得体のしれない植物と、ジャボジャボ水のコラボは、異界の雰囲気を十分に醸し出してくれる。

もうお分かりのように、下段隧道はあっという間に閉塞を迎える。
コンクリートの閉塞部と堆積した砂利。
行く手は完全に阻まれている。
それでも念のため、春日氏の頭の横にある小穴を覗いてみた。

何も見えませんでした・・・。
ところで、反対側坑口は基本的に水没しているが、ダム水位が下がると、顔を見せるようだ。
その模様は、春日氏のHP内の“
こちら”をご覧ください。
- 2011/12/05(月) 21:50:39|
- 暗闇トンネル
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