
手前の落石注意の標識は、この隧道を端的に表現している。

ポロポロポロポロ
小さい落石が頻繁に起こっている。
この洞門が無ければ、林道は落石で埋もれていただろう。

洞門の下で、雨宿りである。
さて、ここで昼食休憩いたしましょう。
二人とも、結構雨に濡れている。
体力を回復せねばならぬ。
クイック・ニック氏の昼食は、かんぴょう巻きであった。
このメニューに、当方はなぜか驚いた・・・。
ちなみに、当方はコッペパン派である。

ポコンと口をあけた新青崩隧道こと、2号隧道。
何回か通っているが、毎回、感動させてくれる。
たまらない気持ちになる・・・。
たまんねぇっす・・・。

「青」「崩」「隧」「道」
って刻まれているのだろうか・・・。
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- 2013/03/28(木) 21:33:20|
- 玄倉林道
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次なる5号隧道が見えてきた。
一見すると、面白味のないコンクリートトンネルのように見えるけれど・・・。

見どころは、ある。
ポータルがぁ~
一部崩れ落ちている。

なんか、切ない・・・。
そうですよね、クイック・ニックさん・・・。

内部の様子。

反対側坑口。
- 2013/03/21(木) 21:16:04|
- 玄倉林道
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お次は7号隧道。
奥ゆかしい登場の仕方である。

一見、面白味のないコンクリート隧道のようであるが・・・。

反対側坑口には、この林道で唯一、正式名称の扁額が飾ってあるのだ。

第七号隧道(“号”は特殊な旧字)。
昭和31年7月竣工。
- 2013/03/15(金) 22:25:54|
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続いて8、7、6、5、4、3、2、1号隧道をこの順で味わいます。
下山方向です。
写真は、橋好きのクイック・ニック氏。
こんな古い橋に胸がときめくのだそうな。

このあたりの丹沢山中は落石がものすごい。
バモスで走行中のときも、林道を塞ぐ大きい落石で思わずストップ。
皆で石をゴロゴロ取り除いたりしたものだ。
8号隧道が見えてきた。
何回も言うが、この瞬間が胸キュンなのである。

一件、フツーのコンクリート隧道のように見えるが実は・・・。

内部は豪快な素掘り状態である。

8号隧道反対側坑口。
- 2013/03/12(火) 09:39:30|
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1号隧道を抜けた我々は、次なる隧道へ向け、歩きに歩く。
最後の9号隧道まで、10km以上はありそうなのである。
空模様も怪しい。
それに復路を考えると、のんびりすることはできない。
でもここで、信じられない出来事が起こったのである。
当方とクイック・ニック氏の横をなんとホンダのバモスが追い越していくではあ~りませんか。
この林道は車両通行禁止なのに。
するとバモスが停車。 何と、終点近くのユーシンロッジまで乗せてくれると言うのだ。
やったー! 7、8キロのワープである。
バモスの中のおっさん二人に話を聞くと、この先の吊り橋の修理が目的だという。
バモスは許可車両だったのだ。

程なく、ユーシンロッジに到達。
前方に見える黒い車両がバモスである。
この林道を車両で通行できるとは・・・。
俺たち、ラッキー!?
ユーシンロッジの場所は、“
こちら”。
地図右上の、最終9号隧道までおよそ2km。
でも雨が降ってきた。
俺たち、アンラッキー!?

奥深い山の中、雨が落ちてきた。
どうしたらいいのか。
簡単な雨具はあるものの、さらに天候が悪化することも十分考えられるのである。
行くべきか、それとも戻るべきか。
そう思ってクイック・ニック氏の顔を見上げると・・・。
ふひょ~ 燃えている。 この男は燃えている。 カラダ全体からメラメラ炎が吹き上がっている。
何が何でも9号隧道へ行くつもりなのだ・・・。
アチチッ 分かりました、分かりました。 行きましょう最後の9号隧道まで。
熱きオトコの血潮に圧倒された当方は、ゲートを越えてその先の隧道に向かう決心をしたのである。

小雨の中、しばし歩くと9号隧道が見えてきた。
何とも言えないこの瞬間。
胸がキューンとしてしまう。

9号隧道である。
普通、ここまでは中々来れない。
バモスのおっさん、クイック・ニック氏、ありがとう。
- 2013/03/07(木) 09:44:06|
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2012年2月14日。
巷ではバレンタインデーのこの日に、当方とクイック・ニック氏は神奈川県山北町にある玄倉林道の隧道群を訪ねた。
場所は、“
こちら”。
地図を右方向にグリグリするとお分かりになると思うが、この林道、全部で9個の隧道を有するのである。
今回、そのすべてを探索することができた。
それでは、スタート地点であるゲート前を出発進行!
今回はサクサク進みますよ!
あ、そうそう。
リュックが重たいのである。 クイック・ニック氏に渡すチョコが重たいのである。
いつ渡そうかな・・・。
うふふふ。

9個の隧道は名前があったり無かったり。
どうやら正式名称は、1号隧道から9号隧道のようである。
最初の1号隧道が見えてきた。
境隧道である。
写真を撮るクイック・ニック氏。
肩から下げたビジネスバッグが気になるなぁ・・・。

1号隧道(境隧道)反対側坑口。
- 2013/03/05(火) 09:45:29|
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