
びっくり発見を後半にご紹介しようと思いましたが、もったいぶることもないので、今回掲載します。奥米台隧道の坑口からちょっと離れて撮ったのが上の写真です。坑口に向かって左側に何か不自然なスペースが見てとれます。笹が茂っているあたり。この笹の先に見えるものとは・・・

うおお・・・なんじゃこりゃ!廃隧道だ!

さらに近づいてみる。ひゃー崩落がすご過ぎる。

もっと近づいてみる。隧道内部も崩れた岩石だらけ。こりゃ危険じゃ。退散するしかないのお。

ん?ガードレールがある。ということは・・・。そーなのです。これは旧道です。昭和45年発行の国土地理院の地図で確認しました。房総半島(23)でご紹介した奥米橋が昭和28年建造。その先の奥米隧道が昭和30年竣工。そして房総半島(28)の最後の写真でご紹介した扁額によれば、奥米台隧道の竣工は昭和49年。これほど時間のズレがあれば旧道が存在しても不思議ではない。しかし、こーまで激しく崩落するとは・・・。近いうちに旧道隧道は人知れず姿を消すことになりそうです。ああ、無常。
- 2008/04/17(木) 13:54:27|
- 奥米隧道
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こんばんは。道の脇っちょにあんなものがあるとは最初は気がつきませんでした。廃隧道の先に何があるのか見たい気もしましたが、岩石が落ちてきたら自分が廃隧道の「ヌシ」になりかねないのでやめました。
- 2008/04/19(土) 23:40:27 |
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