隧道道

隧道をはじめ、趣のあるものをお知らせします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

房総半島(36)

縮小407


「現地での聞き取り調査」。実はこれには困難を極める。なぜなら、私は「人見知り」症候群なのである。現地で見知らぬ人に陽気に声をかける、そういうキャラではないのである。でもここまできたからにはしょうがない。やるしかない・・・。まず、昼時に現地の国民宿舎(清和国民宿舎)に向かう。そこでランチを食べて取材しようというのである。

(doodoongoo) 注文したカレーを食べながら、“あの~、この先の隧道、途切れてますよねえ~。昭和42年ではつながっていたんですが、ご存知ありませんか?”
(国民宿舎スタッフ) “いや~、ここには古い人がいないからねえ~。申し訳ないけど、わかりません・・・。”

ああ、やはり簡単には謎は解けないようだ。仕方がないので国民宿舎を出て、地元の人に照準を合わせる。すると、犬の散歩をしているご老人がいらっしゃるではあ~りませんか。

(doodoongoo) “あの~・・・(先ほどと同じ質問を行う)”
(犬散歩のご老人) “へ~、そうですかね。ここはよく散歩しているけど、気付かなかったなあ~。”

その後、地元の人を求めてあちこち歩き回るが、中々それなりの御仁にお会いできない。暗雲が立ち込める・・・。すると、ご自宅の庭のお花の手入れをしている、お婆さまを見かけた。

(doodoongoo) “あの~・・・(先ほどと同じ質問を行う)”
(お婆さま) “そうだよお・・・あのトンネルは最初はつながっていたんだよお・・・。私も歩いたもんだよ・・・。でもね、あるとき崩れちゃったの。”
(doodoongoo) “そうなんですか!!(ヤッタ!) でもどうして崩れちゃったのでしょう? ご存知ありませんか?”
(お婆さま) “それは私には分からんねえ・・・。”

現地の人からの証言をとうとう引き出せた。やったー!! でも、なぜ崩れたのか、が未だ謎なのである。お婆さまはこうも言っていた。トンネルの上に暮らしている人は元学校の先生でここらの歴史には詳しいよ。聞いてみな。でも、いろんなことを調べているんですねえ・・・ご苦労さま。

感謝された。しかし、元学校の先生って、どこにいるんだろ・・・。とりあえず、トンネル近くの坂道でも登ってみるか・・・。

それなりの坂道を登ると、田んぼで農作業をしているおじさんがいた。

(doodoongoo) “あの~・・・(先ほどと同じ質問を行う)”
(おじさん) “そうだよ。あのトンネルは最初はつながっていたんだよ。でもね、途中の部分が非常に薄くて、あるとき崩れてしまったんだよ。それで、崩れた部分を取り除いて、今の形になったんだよ。”

そうだったのですか!!! おじさんが、元中学校の先生か、分からなかったけど、でもトンネルって、穴の上の部分が薄くても軽くてもダメなんですね。知りませんでした。これで謎が解けました。皆さま、ご協力どうもありがとうございました。

縮小409


上の写真は、清和国民宿舎で食べたしし肉カレー。国民宿舎での取材はうまくいかなかったけど、カレーはおいしいよ!! イノシシの肉だけど、以外とあっさり。やわらかいよ! (完)







  1. 2008/05/08(木) 21:32:35|
  2. 奥米隧道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<房総半島(37) | ホーム | 房総半島(35)>>

コメント

すっごくわかるょ!

こんにちは

doodoongooさん キキコミのご苦労
痛いほどよくわかりますょ。
最初の一声がね~。

でもイイ成果で よかったですね。
読んでて、なんだか嬉しくなったw。
  1. 2008/05/10(土) 19:32:44 |
  2. URL |
  3. 奈津子 #-
  4. [ 編集]

奈津子さま

毎度、ありがとうございます。幾つになっても、人見知りは直りません。見知らぬ人に声をかけるのは勇気がいります。奈津子さんもご経験済みですか?でもまあ、今回はうまいこと結果が出て、おかげさまで、よかったです・・・。
  1. 2008/05/11(日) 00:16:43 |
  2. URL |
  3. doodoongoo #-
  4. [ 編集]

奥米隧道

はじめまして。
奥米隧道に関する記事、全部読ませて頂きました!
もともと1つの隧道だった奥米隧道が、2つになったというのは知っていたのですが、
崩落がきっかけで2つになったとは、知りませんでした。
貴重な情報を知ることができました。
それにしても現地の人に聞き込みをするとは凄いですね!
自分も先日奥米隧道を訪ねてきたものでw
情報も写真も充実していたもので、勝手ながらこちらにリンクを張らせて頂きました…。
http://bikkuri09kokudou09.blog121.fc2.com/blog-entry-451.html
もし何か問題がありましたら、ご連絡お願いします。
  1. 2010/03/30(火) 23:25:56 |
  2. URL |
  3. 空也 #n3C3tgxw
  4. [ 編集]

空也さま

はじめまして。隧道道のdoodoongooです。今後とも隧道道をよろしくお願いいたします。リンクしていただき、ありがとうございます。
さて・・・奥米隧道探索のときは、も~チョー大変でした・・・。ブログでも書きましたが、当方は、見知らぬ人に陽気に声をかけられる、そういうキャラではないのです・・・。取材中は脇の下からガマの油が1リットルは噴き出していたことでしょう・・・。最初の声かけの一言に、どれだけのエナジーを使ったことか・・・。ハアハア。でも、奥米のいきさつが分かったのは、ラッキーでした。
奥米隧道って、雰囲気ありますよね~。 当方は、大好きです。素掘りの形状を残しながら、クネクネと曲がって出口が見えないし、ナトリウム灯も効果バツグンですし。
房総を探索するときは、何かと理由をつけて突入しています。
空也さまのページもこれからちょくちょくお邪魔させていただきます! 

  1. 2010/03/31(水) 21:52:41 |
  2. URL |
  3. doodoongoo #-
  4. [ 編集]

こんにちわ。
ババゲーのさんのブログを見てこちらを拝見いたしました。隧道が二つになっている理由がわかりありがとうございました。
  1. 2015/05/31(日) 17:20:38 |
  2. URL |
  3. kak #-
  4. [ 編集]

kakさま、はじめまして。
人見知りの当方にとって、現地での取材は大変でした。
まさに死ぬ思いで地元民の方にインタビューしました・・・。
  1. 2015/06/02(火) 11:33:05 |
  2. URL |
  3. doodoongoo #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://zuidou.blog31.fc2.com/tb.php/169-f94cfac2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

バナー(険酷隧さまご提供)

隧道道バナー (2)

プロフィール

doodoongoo

Author:doodoongoo
長くて狭くて暗い隧道を探します。

相互リンク

「険道と標識のページ」
(春日さん)
胸がキューンとなる険道を多数紹介されてます。
トンネルコレクション
(まききさん)
素掘り隧道、趣あります。必見です。
ORRの道路調査報告書
(へなりさん)
緻密な筆致でもって様々な道路・隧道が紹介されてます。
山さ行がねが
(ヨッキれんさん)
様々な廃道・隧道を人間技とは思えない行動力で踏破されてます。
険酷隧に魅せられて・・・。
(険酷隧さん)
富山県の隧道を愉快に紹介されてます。池原隧道は必見!!
道にあるちょっと古いもの
(パパゲーノさん)
視点が違います。 隧道愛。 隧道好きにはグッとくきます。
水辺の土木遺産
(DAiNさん)
土木遺産に関する知識や行動力がすごいんです。 必見です!
穴と橋とあれやらこれやら
(クイックさん)
隧道好きの心の琴線に触れる記事が満載です。新規開店!キューンとなること間違いなし!!
ちょっと気になる所
(HiroKittyさん)
ほんわかした隧道愛。隧道ファンの癒し所です。
隧隧道
(別館)
隧道道の期間限定別館です。お暇な方はどうぞ~

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。